こんにちは!
賢い子にしたいなら〇〇〇〇を教えない方が良い。
ということで今日はお送りしたいと思います。
まず賢い子、って何?というところをまず明確にします。賢い子の定義は色々ありますがここでは ”自分で考えられる子” ということにしましょう!
伸びない子には共通点があった
知佐ぽんはスクールで英会話講師として英語を教えていた以外にも、大学時代はずっとアルバイトで塾の講師や家庭教師をしていたので、たくさんの学生を見てきたのですが、どんなに頑張ってもなかなか成績の伸びかいまいち・・・・という子にはとある癖が共通してあることに気づきました。。
それは、、、、間違いを消してしまう!
ということ!
個別に問題を解いて、全体で答え合わせをする時に、もし正解と自分の解答が違っていたら、、、自分の誤答や途中の計算式を消しゴムで消して、正しい答えを書き込んでしまうのです。
きれいに消した解答欄に赤ペンで書き込む子もいれば、はじめから正解だったかのように黒鉛筆で書きなおした上に赤ペンで自分でマルをつける子もいました。
なので、もう答え合わせの前にクラス全体に最初から言っておくのです。
それでもやっちゃう子はやるのです。なので答え合わせの時には、消しゴムをクラス全体から預かった事もあるくらいです。
答えを消したがる癖は、幼稚園生から始まるのですが、なぜか男の子だけ、小学校高学年になるとそうゆう子が増えだします。俗にいう ❝男の見栄❞ みたいのものが芽生えるのでしょうか?(笑)それはそれで、成長なのですけどね。
なぜ答えを消したがるのか
誤答をけしたがるのは完璧主義だったり、正解しないと恥ずかしい、という感情のためですよね。
またレッスン後にワークをお母さんに見られるから間違いを書きたくないと言った小学校生もいました。
ただでさえ正解しないと恥ずかしいのに、お母さんに失敗を見られたらそれ以上に恥ずかしい。
そんな思いがあるようです。
子供に英語を教えていて思うのが、伸びる子ほどそのレッスンで、自分が苦手なところや出来なかったところをしっかりと把握しているのです。
出来る子の共通の行動として、その間違いはどうして間違いなのかを自ら聞きに来る(幼稚園生でも聞きにくる子だっているのです!)、だったり、間違いを赤ペンで直したあとに、ずっとプリントを見つめていたり、というのがあります。
チサぽんはその回の授業で生徒がつまづいたいたところを覚えておいて、次回の授業でもう一度復習して確認するのですが、そうゆう子は前回よりもできるようになっている事が多かったです。
なので、子供が間違えを大切にできるように、安心させてあげる事ってすごく大切なのだと思います。
勉強やその他のチャレンジ事に関して ”完璧じゃなくてよい” ”失敗してなんぼ” ”失敗は最高の教材” というメッセージをママが送ってあげることで子供に”間違えを自分なりに分析して向上する” 余裕ができて ”自分で考える” という思考回路が構築されてゆくのだとチサぽんは信じています!
間違えを恐れないマインドづくりは〇〇〇〇を教えないことから
なのでチサぽんはなんでも消せちゃう魔法のツール、つまり消しゴムを息子が未就学のうちは積極的におしえるつもりはないです。
とはいえ、息子の前でチサぽんも物を書いたりするので、自然と知ってゆくはずなので、正確に言えば積極的に使わせないという方が正しいのですが。
息子が文字をなぞるようなワークをやっていたとして、はみ出したので消したいと言い出したとしても、消させずに「じゃ、この上から書いてみようか?」と誘ってみます。
ビフォー・アフターを確認して上達しているようでれば、本人の自信になるようにGood job!(よくやった!) で褒めます。そうでなくてもNice try!(頑張った!) で努力を称えたいと思います。
また、消しゴムを使わない事でワークをすべてやり終えた時に前のページを見ると、その進歩を目で見える形で確認できる、というメリットもあるので消しゴムを使うのはとってももったいないのです。
日本の教育消しゴム使い過ぎ
ちなみに、日本の教育は消しゴムを使いすぎだとチサぽんは思うのです。
フランスの学校では子供たちに万年筆をつかわせるので、鉛筆を使わせることはありません。そしてチサぽんの留学していた中国でもそうです。提出物やテストですら必ずボールペンです。
外国がそうなんだから日本もそうであるべき、なんて事を言うつもりはないです。ただ言いたいのは消しゴムを使わないことにもメリットがあるのだし、消しゴムなしで頑張っている子供たちも世界にはいるので、わざわざ消しゴムを多用させなくても大丈夫!ってことです!
間違えを消すのではなくて、間違えたことをチャンスととらえてそのチャンスに目を向ける、そんな教育をしてゆきたいものです!
なんだか人生にも通ずるものがありますね。
フランス流の教育や子育てから、賢く生きるヒントが学べるおススメの良書です。
それでは!またね!