お家で単語にどうふれるか。とても大事なこと。

こんにちは!


4歳の息子のバイリンガル教育をしつつ、

バイリンガル育児アドバイザーや
英語スクールの運営をしているチサぽんです!

英語は単語!?

【単語を覚える】ということは子供が言葉を身に着ける上で大切な”表面的”な要素です。

“表面的”なというのがポイントです。

単語を覚る事が英語を身に着ける事の本質ではないという意味で“表面的”な要素と言わせていただきます。

なので・・・

「単語を覚えられている・覚えられていない」

を二極で考えて神経質になるのは意味のないことだとチサぽんは考えています。
(それについて述べると長くなるので、機会があれば別の記事で!)

単語のインプットやアウトプットのみに躍起になってしまうのは良くないですが

教室の宿題や課題は単語に触れるものが多いですし、

やっぱり単語は知っていたほうが知らないよりも良い!ってわけで、

肩肘はらずもっと気軽に、なおかつより効果的に
英単語にふれられる作法というかマインドについて話をしたいと思います。

英語と○○を紐づけない。

子供と単語について触れる時に、

・ウサギは英語でなんていうの?

・rabbitってなんていう意味なのか分かってる?

・rabbitは英語ではウサギだよ

・今の先生はね「靴を脱いで」って言ったのよ。

てな感じで、日本語と英語を連携するお声掛けや
英語を日本語で解説するのはぐっとこらえてくださいね!

ちなみにですが、、、家でそうゆう触れ方をしている子は、
教えていてすぐわかっちゃうのですよ(^_-)-☆

英語を日本語で解説する事をぐっとこらえて欲しい理由は3つあります。

1つ目は、その時その時の単語をちゃんと覚えてもらう事よりも、もっと身に着けてほしいものがあるからです。
それは・・・・【自ら推測、理解する思考回路】です!
日本語で答えをすぐに示してしまうことで、推測する力を伸ばす機会を奪ってしまうことになるからです。

2つ目は、英語の後に日本語を入れてしまうと、記憶が日本語で上書きされてしまうからです。
アロマたいたのに、脱臭スプレーしているのと同じ感じになってしまいます!

3つ目は、英語のその言葉=日本語のその言葉、とは限らないからです。

英語、日本語、それぞれ異なる文化背景のもとに出来上がったものなので、比べることができないのが大前提です。
たとえば・・・・FRIENDは英和辞書では「友達」とでますが、英語でFRIENDという単語が抱えている意味と、日本語の「友達」という
言葉が抱えている意味は全く違います。

わかりやすく言うと・・・・日本語では本当に心が通った人以外の人のことも所属が同じなら友達って言ったしますよね。
なので「クラスの友達と関係がうまくいかない・・」という文が日本語では成立します。
英語だったら、友達は心が通った友達、という意味が根強いので「クラスの友達と関係がうまくいかない・・」
と言うとおかしい感じがしますね。そもそも関係うまくいかないなら友達じゃないじゃん!!!という突っ込みが入ります笑

今回FRIENDという例を1つ取りましたが、英語なんて日本語にできない単語のオンパレードです。
英語を英語のまま理解する感覚を身に着けた子は強いです。本質の理解は土台です。

日本語英語

英語日本語

は中学、高校で腐るほどやるので、今しかできない英語体験をしましょう!

その時その時に日本語で説明しないのは遠回りなように思えても実は一番の近道です。

というわけで、日本語と英語を連携するお声掛けや
英語を日本語で解説するのはぐっとこらえてくださいね!

それ以上の禁止事項もあります!

英語を学ぶときは日本語とは別にインプットしましょうと
上の章では述べましたが、それ以上の禁止事項もあります。
それは・・・・

子供に対しての

「わかっている??」
「覚えた??」

という質問です。ぐっと堪えましょう!

その理由は、子供の理解は段階的にじわじわと進み、しかも無自覚なものなだからです。
長い時間をかけてわかっている途中なのか、
もしくはすでに理解しているけれども、わかっている事にすら気づいていない状態であることが非常に多いからです!

特に外国語となると、枝葉末節の暗記よりも感覚的な要素を高めることが大事なので、
覚えたか覚えていないかを詰めてゆく事はプレッシャーを与える以外あまり良いことがないからです。

 

では、どうしたらよいの??

 

・その単語なんか聞いたことがある、
・その単語なんか知らないけど意味わかる
・その単語、言えないけど、言われたらわかる
・その単語、意味わからないけど発音できる
・その単語とかあの単語全然意味わからないけど、なんか相手が何を話しているのかわかる

言葉の理解のフェーズには何パターンもあります。
1つのフェーズを通過して、またもう一段階上のフェーズに移っていきます。
そうして理解が深まってゆくものです。

ですので、その時々の日訳や英訳をさせることよりも、より多くのフェーズを体験させることが大事です。
つまり、ありのままの英語に触れる機会を多くもって、それを反復すればよいのです!

教室で教科書を使っているのなら、その教科書を何度も何度も飽きるまで読む、
また、同じ英語のビデオを何度も何度も見る!でもよいです。

理解度を試したい、というお気持ちもわかりますが、
なるべく試さない事が子供が楽しくのびのび英語を身に着けて行ける鍵となりますよ!

教室の先生となると、子供が試されていると感じないように理解度を図る・・・
なんていうテクニック使いつつレッスンを進めている方も多いと思いますので
お子さんの脳内英語環境について気になる方は先生に聞いてみることをお勧めします!

ヒントになる動画2つ

ちなみに、日本語を使わずに英語を身につけさすツールとしてフラッシュカードはとても便利です。
このビデオをみてください!このビデオを年少さんの子供たちに見てもらったら、
すぐにみんなバッチリ聞いてわかるフェーズに入りました!

このカードは54語の反対語が入っています。
購入はこちらからできます。

リンク

また、私が人生で初めて作ったYOUTUBE動画、、
英語の単語をINPUTする方法を紹介しています。この動画にもヒントがありますので是非ご覧ください。

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